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一緒に居ると
喧嘩ばかりの毎日だったのに
離れてしまうと本当に淋しい

「ただいま」と「おかえり」の会話が
こんなにも幸せなことだったなんて
初めて思い知らされた

玄関に無い靴
物干しに架かっていない服
食卓に並ばない食器

明日はもっと淋しいのかな・・・

泣いたりなんてしないと思っていた
なのに
涙が溢れ出て来る

きみが食べたいって言ったメニューを
意地悪して作らなかった
聞いて欲しいことがある
そう言ったのに
眠いからって聞かなかった
片付けてくれた食器の位置に
ケチをつけて仕舞い直した

きみはいつも一生懸命だったのに
その気持ちを無視し
裏切った

思い出せば思い出すほど
涙が溢れ出す

離れて初めて思うきみの優しさ

もう、遅いのに・・・
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2007.10.18 きみを想う

きみはあの日
大きな花束を背に隠し

そして笑った・・・

誰だって
苦しくて泣きたい時があるよね

一度や二度ではなく
何度となく

人それぞれに
悲しみや苦しみは違うけれど

きみを失った思いは
私だけにしか解らない

きみは
あの日笑った

その笑顔は私のものだった・・・

言葉にならないくらい
きみを想う

ただただ
きみを想う

それが
誰のためにもならないと
解っていても
2007.09.20 人知れず

舞い落ちる孤独に憂鬱な日々
暗闇の中手探りで絆を探す
現実はいつも残酷で
目を覆いたくなるほど
灰色の空が永遠と繋がる

諦めるにはまだ早いと
何度も自分に言い聞かせてみた
それでも
心は見えない明日に怯えて
前に進めない

人知れず
たたずんではみたけれど
答えは見つからない
決め付けなのか
これが本当の現実なのだろうか

明日が来るなら
届かない願いはないはずだから
信じてみようと思いつつも
見つからない答え
私は何時まで
この孤独と戦えばいいの?

人知れず
またたたずんで・・・

たった一人だけ生き残った戦士のように
終ったことを知らず
毎日明日に怯えているのだろうか

私は未来を感じた
こんなに綺麗な日がやってくるんだ
見上げれば雲ひとつない青空
遠い空を見つめる
あの空の下には
知らない世界が広がっている

まだやんちゃな時
ほんの小さな世界しか知らなくて
遠い空を眺めては
未来は勿論
明日にだって期待に満ちていた
勇気があったなら
いつでも飛び出したいと思って
わくわくしていた

いつしか
そんな気持ちは薄れ
今の現実しか見えなくなって
未来どころか
明日の自分にさえ期待が持てなくて
ウジウジと
ウロウロと
ただ彷徨って
遠い空も
すぐ上にある空も
眺めることもなく
期待や憧れを持って生きていた
幼き頃も忘れていた

だけど今
もう一度
明日に賭けてみたい自分がいることに気付いた
昨日まで
どんよりと雲っていた空
いつ晴れるのか分からないほど
長い間曇っていた空
その空が
きょうはこんなにも晴れた
澄み渡り
街中が本当に眩しいほどキラキラ輝いてる

昨日と何も変わらないはずの街なのに
太陽が顔を出すだけで
こんなにも輝くんだ

きっと私も変われる
私の心の中にも
太陽はきっとある
明日にも
未来にも
期待を持って生きていける

今キラ☆キラ☆と輝く
この街のように・・・


2007.09.07 真実を知れば

電話の向こうで
微かに聞こえる声
きみは今誰と居るの
「一人だよ」とつく嘘は
誰のため
私?
それとも自分?

ずっと大切にしてきた
数々の想い出は
粉雪のように飛ばされて
儚く消えてしまうの?

明日は笑える
そう信じて
泣きながら幾つも越えた夜


私の知らない誰かが
きみの瞳を見つめてる
きみはそれを受け止めて
私という存在なんて
もう
どうでもいいの?

このままでは帰れない
どんなに傷ついても
真実を知る
真実を知れば
憎むことも
大したことではないのかも知れないから