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2006.09.28
たかが恋
光れ響け
夜空高く高く
こんなの少しも怖くない
たかが失恋
窓を開けて光を放て
進め走れ
明日に向かって早く早く
少しも傷つかない
たかが失恋
又新しい恋がやってくる
想い出は明日へ向かう為のもの
振り返り泣いたりはしない
光れ光れ
もっともっと輝け
強く強く生きろ
綺麗に可憐に
永遠に光輝き続け
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2006.09.19
夏祭りの夜
あれは夏祭りの夜こと
誰もが皆
浴衣を着てやぐらを囲み
盆踊りを踊っていた
私も見よう見真似で踊った
いくつかの曲が流れ
やぐらを何度か周り
丁度神社の前に来た時
かかっていた曲が止まった
その瞬間
今まで一度も感じた事のない
恐怖と息苦しさを感じた
その一瞬
私は死ぬって思った
足を一歩も動かすことができず
硬直したままで
長い長い時間が過ぎた気がする
怖くて涙が流れた瞬間
ハッと我に返った私は
まだ神社の前に居た
そして別の曲が始まった
何事も無かったかのように・・・
きっとそれは
数秒の出来事だったのだろう
あの夏祭りの夜
私はまだ5歳だった・・・

2006.09.14
言葉はいらない
言葉はいらない
ただ
抱きしめてくれる
それだけでいいんだ
きみの胸の中で
きみの腕の中で
瞳を閉じて
ただ
静かにうずくまって
時が経つのを待つ
過去が
消えてなくなる訳ではないけれど
段々と薄れていく
明日
笑っていられれば
又歩いて行ける
そして
きょうより
強くなれるんだ

2006.09.07
運命の出逢い
きょうコンビ二で
運命の出逢いがあった
いつもと違う道
普段は寄らないコンビ二
出逢いはいつも偶然に起こる
今まで出逢った人達も
必然ではなく偶然なのかも
一分一秒が運命を変える
あの日あの場所に居なかったら
出逢う事の無かった人達
そして出逢えたかも知れないのに
出逢えなかった人たち
きょう街ですれ違った人の中には
以前にも
すれ違った事があるかも知れない人が居たのかも
本当は
運命の人が隣で笑っていた事に気付かず
きょうまで
生きて来たのかも知れない
運命の出逢いは偶然に起こる
運命とは
決められているものでは無く
自分で起こして行くものなのかも知れない

2006.09.04
For a person
この地球上で
小さな小さな私の存在に気付いてくれるのは
ほんの一握りもいないだろうけれど
そんな私でも
誰かの役に立つ事が出来れば
生きている意味があるのかな
今まで
自分ばかりを守って生きて来た罪を
少しでも償う事が出来たなら
穏やかな時を感じる事が出来るのかな
誰かの為に泣ける時が来る事を
ただ静かに待っているだけじゃ
前にも後ろにも進む事が出来ない
人と触れ合って
例え小さくても
真実の優しさを与えられたなら
そして受け止められたなら
その時初めて
人の痛みを感じられるのかな
人の為に泣けるのかな
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